大人になってからバレエを始める人は多いと思います。
始めるのは嬉しいけど、レッスンでどんなことをやるのか全然知らないと不安ですよね。
バレエ用語はたくさんあって、最初に覚えようとしてもなかなか覚えられません。まず大体の流れを知って、焦らず、一つ一つの動きを覚えていくと良いと思います。
バレエレッスンの大体の流れ
レッスンの始めに、まず、バレエのお辞儀のやり方でごあいさつをします。最初はわからないと思いますので、頭を下げるだけでも良いと思います。周りの人に合わせてやってみましょう。
ごあいさつが終わるといよいよレッスンの始まりです。
簡単なストレッチ
先生によっては全くやらないこともありますが、ウォーミングアップのために少しやる先生が多いように思います。
アキレス腱を伸ばしたり、足先を柔らかくしたり、太ももの前側、後ろ側を伸ばしたり・・。
いきなり体を動かすと故障の原因になったりすることがあるので、レッスン前に自分でやることも大切ですね。
バーレッスン
まずはバーにつかまって、色々な足の動きを練習します。
プリエから始まり、タンデュ、ジュテ、ロン・デ・ジャンプ、フォンデュ、デヴェロッペ、フラッペ、グラン・バットマンという順番でやります。
教室によっても違いますが、ここまでで40〜45分ぐらいですね。
センターレッスン
バーにつかまってのレッスンが終わると、フロアでのセンターレッスンが始まります。
これは教室によって順番は色々ですが、ゆっくりした動きのアダージョ、タンデュ、アラベスクや、ジャンプ(その場で飛ぶものや移動するものなど)、回転(その場で回るもの、移動しながら回るものなど)、それらを組み合わせたものをやります。
実際の踊りに使われているものばかりなので、上手くできるようになると踊っているっていう気分になれますね。
覚えておきたい足の基本ポジション
バレエの足の基本ポジションを覚えておきましょう。
バーでもセンターでも、最初の動きの前にそのポジションで準備しておく必要があります。
「何番で用意して」と言われた時に、すぐできないと慌ててしまうので、ぜひ覚えておいてくださいね。

① 第1ポジション・・かかとをつけて、両足を腰から外側に開きます。
② 第2ポジション・・両足を足ひとつからひとつ半あけて体重を等分にのせます。
③ 第3ポジション・・両足を腰から外側に開いて、右足のかかとを左足の土踏まずの前につけます。
④ 第4ポジション・・両脚の間を足ひとつぶんぐらいあけ、右足のかかとが左足のつま先の前にくるようにします。
⑤ 第5ポジション・・両足のつま先とかかとが重なるように立ちます。
第3〜5ポジションは左右の足が逆になるパターンがあります。
始めのうちは、足が外側に開きにくいので、無理をしないようにしましょう。
プリエ(膝を曲げる)した時、膝の方向と足先の方向が真っ直ぐになるようにすると膝を痛めません。
まとめ
バレエのレッスンの流れを簡単にまとめてみました。
最初は何がどうなってるのかパニックになってしまうかもしれません。
でも、初めての時は誰でもそうなので心配する必要はないです。
まず、足の動きを覚えましょう。手はつけなくても大丈夫です。
頭で考えてばかりいると体がガチガチになって動かなくなってしまうので、多少間違えてもいいので、思い切って体を動かしましょう。
レッスンの後に復習すると早く覚えられます。今はYouTubeなどで動画も見れるので、言葉を覚えれば、わからない動きも後から調べられますね。
バレエの本も出ているので、ぜひ活用してみてください。こちらがオススメの本です。