日曜日の夜8時から放送される、NHKの大河ドラマ。
皆さん、ご覧になっていますか?
2021年で60作目となりましたが、平安時代から昭和時代まで色々な時代のものがありますね。
大河ドラマ好きの私としては、どの時代のものが多いのか気になったので、調べてみました。
その結果、多かったのは江戸時代でした!
戦国時代が多いと思っていたのですが、違いましたね。
でも二つの時代にまたがっているものもあるので、ほぼ同数というのが正しいところでしょうか。
一番少ないのは室町時代ですが、戦国時代の最初と被っているので、これも微妙なところではあります。
この記事では大河ドラマを時代別にまとめて放送年、主演の俳優さんを紹介しています。
視聴方法も紹介していますのでぜひ最後までご覧くださいね。
もくじ
平安時代が描かれた大河ドラマ
平安時代と言っても末期のものが多いですね。平清盛、源義経が主演のものが2作ずつあります。
第4作 源義経
1966年1月〜12月放送 主演:尾上菊之助(源義経)
源平合戦で源氏を率いた源義経の生涯を描いた作品。前年「太閤記」で大きな反響を呼んだ緒形拳が武蔵坊弁慶役で出演。静御前役の藤純子と菊之助が共演を気に結婚した。
第10作 新・平家物語
1972年1月〜12月放送 主演:仲代達矢(平清盛)
テレビ草創期に帰るべく舞台演出を意識したスタジオ収録が主となり、ロケはドラマ冒頭の厳島神社のみ。仲代達矢は清盛出家のシーンに合わせ、自分の頭を実際に剃った。
第14作 風と雲と虹と
1976年1月〜12月放送 主演:加藤剛(平将門)
平安中期を舞台に、朝廷に叛乱を起こした平将門、藤原純友の生涯を描いた。傀儡や海賊、遊女、農民など庶民階層の登場人物も活躍する作品。
第32作 炎立つ
1993年7月〜1994年3月放送 主演:渡辺謙(藤原経清・泰衡)村上弘明(藤原清衡)
奥州藤原氏の開祖・藤原経清から第4代藤原泰衡の時代までを三部で構成。このドラマのために建てられたオープンセットは「えさし藤原の郷」として利用されている。
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第44作 義経
2005年1月〜12月放送 主演::滝沢秀明(源義経)
大河ドラマ初主演の滝沢秀明が22歳で主演。戦いのシーンでは彼ならではの立ち回りが素晴らしい。弁慶に松平健、平清盛に渡哲也、源義経に中井貴一など豪華キャスト。
第51作 平清盛
2012年1月〜12月放送 主演:松山ケンイチ(平清盛)
40年ぶりに平清盛を主人公とした作品。テーマは「一族の絆を描く平安のゴッドファーザー」公式Twitterアカウントが発足しリアルタイムでの実況解説を行った。
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鎌倉時代が描かれた大河ドラマ
平安末期から鎌倉時代のもの、鎌倉末期から南北朝〜室町時代のものも含まれます。
第17作 草燃える
1979年1月〜12月放送 主演:石坂浩二(源頼朝)岩下志麻(北条政子)
源氏3代による鎌倉幕府樹立を中心とした東国武士団の興亡を描いた一大叙事詩。平家滅亡、頼朝の征夷大将軍任命、北条家の政権掌握から承久の乱まで丁寧に描かれている。
第29作 太平記
1991年1月〜12月放送 主演:真田広之(足利尊氏)
大河ドラマでは初めて南北朝動乱を本格的に取り上げた作品。真田広之の繊細な演技が評価された。原作は吉川英治の「私本太平記」
第40作 北条時宗
2001年1月〜12月放送 主演:和泉元彌(北条時宗)
鎌倉時代中期を舞台とした大河ドラマ唯一の作品。若き執権・北条時宗を主人公に、宝治合戦や二月騒動といった幕府内部の抗争及元王朝襲来を国際的スケールで描く。
第61作 鎌倉殿の13人
2022年1月9日〜放送中 主演:小栗旬(北条義時)
平安末から鎌倉前期までを鎌倉幕府2代執権となる北条義時を中心に描く。三谷幸喜脚本。
室町時代〜戦国時代〜安土桃山時代が描かれた大河ドラマ
名だたる武将の名前がずらりと並びますが、その中で女性が主演の作品もいくつかありますね。やはり人気が高いのはこの時代の作品ではないでしょうか?!
第3作 太閤記
1965年1月〜12月放送 主演:緒形拳(豊臣秀吉)
ドキュメンタリーのような歴史ドラマとして注目を浴びた。まだ新人だった緒形拳、高橋幸治(信長)の人気がすさまじく、本能寺の変の放送が2ヶ月も延長された。
第7作 天と地と
1969年1月〜12月放送 主演:石坂浩二(上杉謙信)
大河ドラマ史上、初のカラー作品。川中島の合戦のロケでは、騎馬隊、雑兵で200名が参加した。武田信玄役は「太閤記」で信長を演じた高橋幸治。
第11作 国盗り物語
1973年1月〜12月放送 主演:平 幹二朗(斎藤道三)高橋英樹(織田信長)
若手俳優を積極的に起用したドラマ。当時20代の高橋英樹、近藤正臣(明智光秀)、火野正平(秀吉)、松坂慶子(濃姫)が出演。
第16作 黄金の日日
1978(昭和53)年1月~12月放送 主演:市川染五郎(呂宋助左衛門)
大河ドラマ初の海外ロケが行われた。「太閤記」の緒形拳、高橋幸治コンビが同じキャストで復活し話題となる。堺の商人を主人公に経済という視点で描かれた画期的作品。
第19作 おんな太閤記
1981(昭和56)年1月~12月放送 主演:佐久間良子(ねね)
初めて女性の視点で戦国時代を描いた戦国ホームドラマ。西田敏行演じる秀吉が、ねねに向かって呼び掛ける「おかか」が注目を浴びる。橋田壽賀子脚本。
第21作 徳川家康
1983(昭和58)年1月~12月放送 主演:滝田 栄(徳川家康)
家康が生まれる前から76年間を描いた作品。このドラマは狸親父と言われる家康のイメージを一新させた。信長に役所広司、秀吉に武田鉄矢。
第25作 独眼竜政宗
1987(昭和62)年1月~12月放送 主演:渡辺 謙(伊達政宗)
年間平均視聴率で大河ドラマ歴代最高の39.8%を記録した。幼少期のセリフ「梵天丸もかくありたい」は大ブームとなる。秀吉は勝新太郎、家康は津川雅彦。
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第26作 武田信玄
1988(昭和63)年1月~12月放送 主演:中井貴一(武田信玄)
ナレーションを母・大井夫人役の若尾文子が担当。「今宵はここまでに致しとうございまする」は流行語大賞に。大河初出演の中井貴一は25歳で主演をつとめた。
第30作 信長 KING OF ZIPANGU
1992(平成4)年1月~12月放送 主演:緒形直人(織田信長)
大河ドラマで初めて信長を主人公にした作品。宣教師フロイスが語りを担当し、彼が見たキング信長の姿が描写されている。妻の帰蝶に菊池桃子、秀吉に仲村トオル。
第33作 花の乱
1994年4月〜12月放送 主演:三田佳子(日野富子)
室町時代後期、8代将軍足利義政の妻・日野富子は夫に変わって政治を動かし、後継問題で応仁の乱の原因を作ってしまう。若い頃の日野富子を松たか子が演じている。
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第35作 秀吉
1996(平成8)年1月~12月放送 主演:竹中直人(豊臣秀吉)
秀吉役の竹中直人が事あるごとに言うセリフ「心配ご無用!」が流行語になった。
妻おね・沢口靖子、母なか・市原悦子、信長・渡哲也、明智光秀・村上弘明。
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第36作 毛利元就
1997(平成9)年1月~12月放送 主演:中村橋之助(毛利元就)
NHKドラマで本格的にCGデジタル技術が生かされるようになったのはこの作品から。題字は元就自身の自筆書状が使用されている。
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第41作 利家とまつ〜加賀百万石物語〜
2002(平成14)年1月~12月放送 主演:唐沢寿明(前田利家)松嶋菜々子(まつ)
まつの「私にお任せくださりませ」と信長(反町隆史)の「で、あるか」が話題を集める。利家とまつ、秀吉とねね、佐々成政とはるの3組の夫婦の運命が描かれている。
第42作 武蔵 MUSASHI
2003(平成15)年1月~12月放送 主演:市川新之助(宮本武蔵)
大河ドラマ初の地上デジタル放送。原作は吉川英治の「宮本武蔵」。大河ドラマ初出演となるビートたけしの演技が話題を呼ぶ。DVDなどのソフト化が全くされていない。
第45作 功名が辻
2006(平成18)年1月~12月放送 主演:仲間由紀恵(千代)上川隆也(山内一豊)
戦国乱世、浪人の身から土佐の大名に出世した山内一豊と妻千代の愛の物語。信長・舘ひろし、秀吉・柄本明、家康・西田敏行。足利義昭役で脚本家の三谷幸喜が出演。
第46作 風林火山
2007(平成19)年1月~12月放送 主演:内野聖陽(山本勘助)
個性的で魅力あふれる出演者が話題に。大河ドラマ初出演の市川亀治郎(現4代目市川猿之助)が武田信玄、Gacktが上杉謙信を演じた。川中島の激闘に放送回数が1回増えた。
第48作 天地人
2009(平成21)年1月~11月放送 主演:妻夫木 聡(直江兼続)
兼続の子供時代と兼続の子供役を演じた子役の加藤清史郎が大人気に。信長役に吉川晃司、秀吉役に笹野高史、家康役に松方弘樹。上杉景勝役は北村一輝。
第50作 江〜姫たちの戦国〜
2011(平成23)年1月~11月放送 主演:上野樹里(江)
浅井長政とお市の方の三女で徳川家に嫁いだ江(ごう)の生涯を描いた。時代劇なのに「のだめカンタービレ」にしか見えない、史実と異なる展開が多いなど批判が多かった。信長役は豊川悦司、秀吉役は岸谷五朗、家康は北大路欣也。
第53作 軍師官兵衛
2014(平成26)年1月~12月放送 主演:岡田准一(黒田官兵衛)
竹中直人が96年の「秀吉」に続き18年ぶりに秀吉を演じ話題となる。家康役は寺尾聰、信長役は江口洋介。淀役の二階堂ふみ、だし役の桐谷美玲など若手人気女優も出演。
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第55作 真田丸
2016(平成28)年1月~12月放送 主演:堺 雅人(真田信繁)
「新撰組!」に続く三谷幸喜脚本作品。「本能寺の変」や「関ヶ原の戦い」での登場人物の死がナレーションのみで処理される様が「ナレ死」と呼ばれ、話題に。
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第56作 おんな城主直虎
2017(平成29)年1月~12月放送 主演:柴咲コウ(井伊直虎)
大河ドラマのモチーフである政治的駆け引きをメインに、直虎・井伊直親・小野政次を幼馴染という設定にし、子供時代からの関係を軸として友情や恋愛模様も描いた。
第59作 麒麟(きりん)がくる
2020(令和2)年1月~2021(令和3)年2月放送 主演:長谷川博己(明智光秀)
謎めいた光秀の前半生に光を当てながら、織田信長、斎藤道三、今川義元と秀吉、家康の運命の行く末を描いている。
コロナウィルス感染症の影響で収録がストップ、放送も2ヶ月以上中断された。
江戸時代が描かれた大河ドラマ
幕末〜明治時代の作品と忠臣蔵が多いですね。
第1作 花の生涯
1963(昭和38)年4月~12月放送 主演:尾上松緑(井伊直弼)
大型娯楽時代劇としてスタートした大河ドラマ第一作。各界から一流のスターが出演。京都・太秦の東映撮影所のお城のセットを借り、桜田門外の変が撮影された。
第2作 赤穂浪士
1964(昭和39)年1月~12月放送 主演:長谷川一夫(大石内蔵助)
有名な赤穂浪士の討ち入りを描いた大河ドラマ第二作。映画、演劇、歌舞伎、歌謡界からの豪華出演者と気品高いドラマ作りで「討ち入り」シーンの視聴率は最高53%に。
第5作 三姉妹
1967(昭和42)年1月~12月放送 主演:岡田茉莉子(むら)藤村志保(るい)
栗原小巻(雪)
大河ドラマ初の女性主役作品。幕末の動乱の中、懸命に生きる三姉妹は架空の人物。そこに実在人物が巧みに織り交ぜられ、歴史上の事件を楽しむことができる作品。
第6作 竜馬がゆく
1968(昭和43)年1月~12月放送 主演:北大路欣也(坂本竜馬)
竜馬役の北大路欣也は出演が決まると同時に剣術、三味線、一弦琴や土佐ことばの特訓をし、青年の熱さと共にボケた坊ちゃん竜馬を作り出し、好評を博した。
第8作 樅ノ木は残った
1970(昭和45)年1月~12月放送 主演:平 幹二朗(原田甲斐)
ドラマの舞台地で本格的にロケが初めて行われた作品。舞台地近くの樅の林が一斉に切り取られ、題のごとく1本になった。伊達家のお家騒動を緻密かつ丹念に描いている。
第9作 春の坂道
1971(昭和46)年1月~12月放送 主演:中村錦之助(柳生宗矩)
山岡荘八がこのドラマのために書き下ろした小説を元に作られた。中村錦之助(後の萬屋錦之助)はこの作品で柳生新陰流を体得し、柳生宗矩を生涯の当たり役とした。
第12作 勝海舟
1974(昭和49)年1月~12月放送 主演:渡 哲也、松方弘樹(勝海舟)
当初、勝海舟役だった渡哲也が肋膜炎に倒れ、第10回以降は松方弘樹が引き継いだ。
松方弘樹の男気が勝麟太郎と重なる、怒涛の人間ドラマになっている。
第13作 元禄太平記
1975(昭和50)年1月~12月放送 主演:石坂浩二(柳沢吉保)
忠臣蔵事件を徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の側から描くという、当時としては斬新な作品。徳川綱吉役に芦田伸介、大石内蔵助役に江守徹、吉良上野介役は小沢栄太郎。
第15作 花神
1977(昭和52)年1月~12月放送 主演:中村梅之助(大村益次郎)
周防の村医者から倒幕司令官に、明治新政府では兵部大輔に登り詰めた大村益次郎と、松下村塾の吉田松陰、高杉晋作などの若者たちを豪快に描いた青春群像劇。
第18作 獅子の時代
1980(昭和55)年1月~12月放送 主演:菅原文太(平沼銑次)加藤 剛(苅谷嘉顕)
架空の人物である主人公、会津藩の下級武士・平沼銑次と薩摩の郷士・苅谷嘉顕がそれぞれの生き方を貫いて幕末・明治維新を生き抜く様を描いた。
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第20作 峠の群像
1982(昭和57)年1月~12月放送 主演:緒形 拳(大石内蔵助)
原作者・堺屋太一の観点を軸に、赤穂事件を現代的に描いたドラマ。たのきんトリオの野村義男のほか、三田寛子、小泉今日子、錦織一清、薬丸裕英などのアイドルも出演。
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第27作 春日局
1989年1月~12月放送 主演:大原麗子(春日局)
徳川家光の乳母であった春日局を、平和な世を希求し、献身的に家光の母代わりになろうと生きた女性として描いている。脚本は橋田壽賀子。
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第28作 翔ぶが如く
1990(平成2)年1月~12月放送 主演:西田敏行(西郷隆盛)鹿賀丈史(大久保利通)
征韓論争から西南戦争までを描いた作品。1部が幕末編、2部が明治編。ナレーション、出演者の台詞が鹿児島弁だったため、分かりにくい言葉には字幕がついた。
第31作 琉球の嵐
1993(平成5)年1月~6月放送 主演:東山紀之(啓泰)
16世記末〜17世記初頭、琉球王国が薩摩島津氏に支配されていく時代の人々を描いた、大河ドラマ唯一の半年作品。地元の沖縄県では第一回放送の視聴率が82%に達した。
第34作 八代将軍 吉宗
1995(平成7)年1月~12月放送 主演:西田敏行(徳川吉宗)
五代将軍・綱吉の元禄時代から吉宗の晩年までを描いた作品。江守徹演じる近松門左衛門がナレーションと歴史背景の解説を担当、決めゼリフは「さればでござる」
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第37作 徳川慶喜
1998(平成10)年1月~12月放送 主演:本木雅弘(徳川慶喜)
江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜が主人公の視点から幕末の政治劇を描く。菅原文太など大御所の俳優や杉良太郎らベテラン勢の他、石田ひかり・深津絵里ら若手女優を起用。
第38作 元禄繚乱
1999(平成11)年1月~12月放送 主演:中村勘九郎(大石内蔵助)
忠臣蔵を題材とした大河ドラマの4作目。過去の大河の主役・準主役、後の大河主演役者が最多の作品となっている。歌舞伎俳優や歌舞伎出身の俳優も数多く出演。
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第39作 葵 徳川三代
2000(平成12)年1月~12月放送 主演:津川雅彦(徳川家康)西田敏行(徳川秀忠)尾上辰之助(徳川家光)
大河ドラマ初のハイビジョン作品。秀吉の死の翌朝から、徳川3代のの治世を関ヶ原の戦い、豊臣政権の消滅、朝廷との関係、徳川幕府の成立の過程を中心に描いている。
第43作 新撰組!
2004(平成16)年1月~12月放送 主演:香取慎吾(近藤勇)
三谷幸喜脚本のオリジナル作品。史実と異なる大胆な創作を盛り込み、「近藤勇の人生における重要な49日」を取り上げ、基本的にその1日を1話で構成している。
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第47作 篤姫
2008(平成20)年1月~12月放送 主演:宮﨑あおい(篤姫)
主演の宮﨑あおいは大河ドラマ史上最年少。ホームドラマ的要素が強い。篤姫が自身にとっての家族(大奥の女性達)を守り抜き、一途に平和を願い続ける姿を描いた。
第52作 八重の桜
2013(平成25)年1月~12月放送 主演:綾瀬はるか(新島八重)
当初は全く別の作品が計画されていたが、東日本大震災が発生。そこで東北復興を支援するため会津出身で同志社を創設した新島襄の妻・八重の生涯を描いた作品になった。
第54作 花燃ゆ
2015(平成27)年1月~12月放送 主演:井上真央(杉文)
大河ドラマとしては異例の4人以上の脚本家が各話を書き分けた。吉田松陰の妹・杉文(ふみ)が兄の意思を継いで激動の時代を力強く駆け抜けた波乱の生涯を描いている。
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第57作 西郷どん
2018(平成30)年1月~12月放送 主演:鈴木亮平(西郷隆盛)
2018年が明治維新から150年にあたることから企画。原作・林真理子、脚本・中園ミホの女の視点で勇気と実行力で時代を切り開いた「愛に溢れたリーダー」として描く。
第60作 青天を衝け
2021(令和3)年2月〜12月放送 主演:吉沢亮(渋沢栄一)
幕末から明治を駆け抜け、日本資本主義の礎を築いた渋沢栄一の生涯を描く。
明治〜大正時代が描かれた大河ドラマ
第23作 春の波濤
1985(昭和60)年1月~12月放送 主演:松坂慶子(川上貞奴)
明治生まれの実在人物が初めて主人公になった大河ドラマ。日本の女優第一号である川上貞奴を中心とした群像劇で、貞の夫・川上音二郎、福澤桃介、伊藤博文などが登場。
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第58作 いだてん〜東京オリムピック噺〜
2019年1月〜12月放送 主演:中村勘九郎(金栗四三)阿部サダヲ(田畑政治)
大河ドラマ初の4K映像作品。日本人初のオリンピック選手となった金栗四三と、東京オリンピック招致に尽力した田畑政治の2人の主人公をリレーする形式で描く。
昭和時代が描かれた大河ドラマ
第22作 山河燃ゆ
1984(昭和59)年1月~12月放送 主演:松本幸四郎(天羽賢治)西田敏行(天羽忠)
大河ドラマで初めて第二次世界大戦を扱った作品。日系アメリカ人二世の架空の人物が主人公だが、太平洋戦争、東京裁判など史実を取り入れ、ノンフィクションに近い。
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第24作 いのち
1986(昭和61)年1月~12月放送 主演:三田佳子(岩田未希)
名前のある登場人物が全員架空の唯一の大河ドラマ。実在の人物はマッカーサーや池田勇人などごく僅かだが、昭和20〜50年代の社会的自傷や事件は多数描かれている。
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まとめ
NHKの大河ドラマを平安時代、鎌倉時代、室町時代、戦国時代、江戸時代、明治・大正時代、昭和時代に分けてまとめてみました。
そのうち、平成時代のドラマが作られる日も来るのでしょうか・・?
DVDが販売されているもの、U-NEXT やTSUTAYA DISCAS で視聴できるものが多いですが、残念ながら今ではもう観ることができないものもあります。
昔はフィルムに重ね撮りしていたようですから・・。現代では考えられないことですね。
毎回、出演する俳優さんたちが豪華な大河ドラマ。
これからも魅力的なドラマであって欲しいですね。