オーケストラ

「夜鳴きうぐいす」と「イオランタ」千穐楽!

先日、オペラ「夜鳴きうぐいす」と「イオランタ」4公演が無事終了しました。

この公演、当初来日予定だった指揮者も歌手も来られなくなり、一時はどうなっちゃうのかと思われましたが、代わりに出演された方たちも素晴らしく、とてもいい本番になりました。

しかし、そこに至るまでに色々大変なことがありました。

指揮者の変更でリハーサルの時間が減ってしまった!

まず、指揮者が変更になったので、リハーサルのスケジュールも変わり、全体的なリハーサル時間が減ってしまいました。

もともとはオーケストラだけの練習が2日あり、その後に歌合わせの日が1日、そしてピットに入ってのリハーサルになる予定でした。

しかし、歌合わせの日の指揮者の都合がつかず、その日はお休みになりました(実はちょっと嬉しい)

歌合わせの日が無くなったので、オーケストラ練習の中で歌合わせもやらなければならなくなり、最初にオーケストラだけの練習をざっとやって、その後に歌合わせになりました。

そのオーケストラ練習も指揮者の都合がつかず、時間が短くなってしまったのです。

(注:この指揮者には元々入ってる仕事がたくさんあったので、仕方がなかったようです。忙しい中、代わりを引き受けてくださって、本当に有り難いです)

これが良く演奏するオペラならなんの問題もないのですが、なんせみんなが初めてのオペラなので、何がどうなってるのかよくわからなくて、パニック状態!

特にストラヴィンスキーは16分の5とか8分の7とかあるので、慣れるまではちょっと時間がかかるのです。

しかも、私はこのオペラの練習の前に、シネマコンサートの練習があり、頭も目も疲れっ切っていて集中力ほぼゼロで、ダメダメな感じでした。

指揮者は私たちのリハーサルの前に、他のオーケストラとショスタコーヴィチの交響曲のリハーサルがあったそうですが、そんな疲れは全然見せず...

やっぱり指揮者というのは、体力的にも精神的にも強靭でないとできないんだなと痛感しました。

実は「夜鳴きうぐいす」は初めてじゃなかった!

「夜鳴きうぐいす」は実は20年前に演奏したことがあったのですが、そのことを全く覚えてなくて、練習が始まってみたら、そういえばなんとなく聴き覚えがあるな...という程度でした。

まあ20年前のことですし、その時は演奏会形式で本番も1回しかなかったので、ちゃんと曲がわかる前に終わっちゃった〜という感じだったんだと思います。

曲はとてもゆったりとした綺麗なメロディから始まり、最初はちょっとストラヴィンスキーっぽくない感じがするんですが、そのあと変拍子の速いリズムがあったり、火の鳥やペトルーシュカ、春の祭典に似た感じもあり、やっぱりストラヴィンスキーだよね〜って感じになります。

とにかく夜鳴きうぐいす役のソプラノが素晴らしかったです。

「イオランタ」はメロディが美しい

「イオランタ」は今回初めて演奏しましたが、チャイコフスキーだけあって、バレエ「白鳥の湖」や「眠りの森の美女」オペラ「エフゲニー・オネーギン」に似た部分がたくさんありました。

本当に美しいメロディーがたくさんあって、何度か演奏しているうちにすごく好きになりました。ただ、上演時間が1時間35分でちょっと長くてしんどかったです。

演出や美術はリモートで

演出や美術、衣裳、照明、振り付けの方たちも来日できなかったので、ずっとリモートで打ち合わせとかをしていたようです。

オーケストラの練習が始まる何ヶ月も前から、歌手の方たちはお稽古しているので、すごいご苦労があったと思います。

カーテンコールの時に、舞台に大きめのモニターが運ばれ、そこに演出家さんたちが映し出されました。

公演をリモートで観ていてくださったんだと思います。

こちらが14時の時はヨーロッパはまだ6時とか7時。

ちょっと眠そうなお顔でしたが、とても嬉しそうにされていました。
来日できて一緒に舞台に立てたらどんなに良かったでしょうか...。

さいごに

作曲家の違う2つのオペラを同時に上演することが結構ありますが、やはり精神的にも体力的にも結構疲れますね。

歳のせいもあるかもしれませんが...(^_^;)

でも、この2つのオペラは滅多にやる機会がないと思うので、今回演奏できて本当によかったと思っています。

2021.4.14

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