オーケストラ

オペラ「カルメン」10公演を終えて

新国立劇場オペラ「カルメン」

リハーサルから約1ヶ月、10回の公演を無事終えることができました。

10回のうち4回は、高校生のためのオペラ鑑賞公演でしたが、公演中に発熱者が出てしまったため、残念ながら6回公演のうち2回が中止になってしまいました。

今回のカルメンは新制作ということで、過去に何回も演奏したことがある私でも、初めてのことが幾つかありました。

  • 現代でのカルメン
  • レスタティーボに音がない
  • 1,2幕を通して演奏

一つずつ説明しますね。

現代でのカルメン

今回のカルメンの時代設定は現代でしたが、まず、びっくりしたのが舞台セットです。

まるで建築現場のような足場かな?という感じの鉄パイプが組まれた舞台で、カルメンはなんとバンドの歌手

相手役のホセは伍長ではなく警察官で、カルメンの周りの登場人物はミュージシャン、音響技術者、警備員、プロデューサーや彼女のファンという設定です。
(このあたりは私自身よくわかってなかったのでプログラムから引用しました)

密輸商人はドラッグ売買人ですが、エスカミーリョだけは闘牛士のままでした。

私は演奏していてほとんど舞台は見えなかったのですが、観に来ていた方に何人か感想を聞いてみたところ、賛否両論でしたね。

レスタティーボに音がない

曲間にあるレスタティーボですが、今回はセリフのみのお芝居でやるということで、いつも弾いているところがかなりカットされていました。

中には途中から演奏するレスタティーボもありました。

セリフのみのところも当然フランス語なので、つい字幕を読んでしまいます。

最近は英語の字幕も出るのでそっちを見てみたり。

どの曲間もあまり長くはないですが、ちょっと楽器をおろして一息つくのには良いですね。

1,2幕を通して演奏

カルメンは演奏時間が2時間半ぐらいあるので、2回休憩で大体3時間40分ぐらいかかり、結構長いイメージでしたが、なんと今回は休憩1回!

1幕と2幕を続けて演奏、なんと1時間35分休み無しです。

5月にやっていた「ドン・カルロ」も休憩1回しかなく、前半が1時間40分ぐらいあってなかなか辛かったのですが、今回も結構辛かったです。

どんな曲を演奏していてもそうなのですが、集中力がもたないんですよね。

観ているお客さんもちょっと疲れてしまうのでは?と思います。

このご時世なので上演時間を短くするために仕方がないのかもしれませんが....。

さいごに

私が初めてオペラ「カルメン」をやったのは昭和の頃でフランス語ではなく日本語でした。

最後のカルメンが指輪を投げるところで

「あんたがくれた指輪は返すよ、そ〜ら!」

って言うと

「なに〜っ!」

とホセが言って、カルメンを刺すのですが、なんとも和風ですよね(^_^;)

もう何年も日本語ではやっていないのですが、またやってみたいです。

2021.7.24

ヴァイオリンお悩み相談窓口やってます!

 

 

 

-オーケストラ

© 2022 ぴおりんブログ Powered by AFFINGER5